パッケージ: groff (1.23.0-5)

GNU 版 troff テキスト整形システム

本パッケージには、GNU 版 troff テキスト整形システムのオプションコンポーネントが 含まれています。コアパッケージである groff-base には、troff, nroff, tbl, eqn, pic などの伝統的なツールが含まれています。本パッケージには、DVI、 HTML (推奨パッケージ (下記参照) がインストールされている場合)、PDF、HP LaserJet プリンタ、Canon CAPSL LBP-4 および LBP-8 プリンタでの出力に 対応する追加デバイスとドライバが含まれています。

groff の出力を標準的な X11 フォントを使って X ディスプレイ上で簡便に閲覧できる X75、X75-12、X100、X100-12 デバイスは、現在は本パッケージに含まれています。 かつてこれらは、groff-x11 という別パッケージ内にありました。

以上に加えて、groff パッケージには言語とマクロセットの man ページ、info ドキュメント、および以下のような多数の補助プログラムが含まれています。

 - gxditview: X* デバイスの出力を表示するのに使用、groff による PostScript
   出力の閲覧にも使用できます
 - grn: 'gremlin' 形式の画像用のプリプロセッサ
 - tfmtodit: 'groff -Tdvi' で使うフォントファイルの生成
 - hpftodit: 'groff -Tlj4' で使うフォントファイルの生成
 - afmtodit: 'groff -Tps' で使うフォントファイルの生成
 - refer: groff で使う参考文献目録のプリプロセッサ
 - indxbib: 'refer' が使う参考文献データベースの逆引きインデックスの生成
 - lkbib, lookbib: 参考文献データベースの検索
 - addftinfo: groff で使えるように、troff フォントファイルにメトリック情報
   を追加
 - pfbtops: groff で使えるように、.pfb 形式の PostScript フォントを ASCII
   に変換する
 - mmroff: mm の参照を展開する groff のシンプルなプリプロセッサ
 - pic2graph: PIC ダイアグラムを切り取った画像ファイルに変換
 - eqn2graph: EQN 数式を切り取った画像ファイルに変換
 - pdfmom: 'groff -mom' を実行して PDF を生成

標準マクロパッケージすべてに対応しています。

一部の機能は次のような推奨パッケージがインストールされている時のみ動作します:

 - ghostscript, netpbm, psutils: HTML の出力に必要
 - imagemagick: プログラム pic2graph, eqn2graph に必要
 - libpaper1: dvi, lbp, lj4, ps デバイスでの紙サイズの検出 (インストール
   されていない場合は a4 にフォールバック)
 - perl: PDF の出力と chem プリプロセッサに必要

タグ: 実装言語: C++, ユーザインタフェース: コマンドライン, interface::graphical, interface::text-mode, X ウィンドウシステム, 役割: プログラム, 対象範囲: scope::utility, suite::gnu, インタフェースツールキット: Athena ウィジェット, 目的: データの変換, use::printing, use::viewing, サポート形式: HyperText Markup Language (HTML), works-with-format::man, works-with-format::postscript, works-with-format::tex, works-with::font, 取り扱い対象: テキスト, works-with::unicode, x11::application

このページは以下の言語でもご覧になれます (デフォルトの言語を設定するには):