[ ソース: crash ]
パッケージ: crash (7.2.5-1)
gdb ライクな文法によるカーネルデバッグユーティリティ
core analysis suite はライブシステム、または kdump や LKCD、diskdump 等の異なる形式のコアダンプのいずれかの調査に使える自給自足型のツールです。
o このツールは SVR4 の crash コマンドに大まかに基づいていますが、
カーネルデータ構造の整形表示や、ソースコードの逆アセンブル などをできるようにするため、gdb と完全に統合されています。
o 現在利用可能なコマンド群は、状況に特有のスタックトレース、ソースコード
逆アセンブル、カーネル変数表示、メモリ表示、リンクリストのダンプの ような一般的なカーネルコア分析ツールから構成されています。加えて、 あらゆる gdb コマンドを入力できます。そのコマンドは gdb モジュールへ 順に渡されて実行されます。
o 特定のカーネルサブシステムを深く調査する複数のコマンドが存在します。
それらはカーネル開発者が調べたい部分を分析する新コマンドを作るための テンプレートにもなっています。新コマンドの追加は単純で、素早く 再コンパイルしてコマンドメニューに追加できます。
o 本ツールの目的は、ツールを Linux のバージョン依存性から独立させる
ことであり、後方互換性を保ちながら、大きなカーネルコードの変更を 組み入れて新しいカーネルバージョンにも対応します。
その他の crash 関連パッケージ
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- dep: binutils
- GNU アセンブラ、リンカおよびバイナリユーティリティ
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- dep: libc6 (>= 2.17) [amd64, arm64]
- GNU C ライブラリ: 共有ライブラリ
以下のパッケージによって提供される仮想パッケージでもあります: libc6-udeb
- dep: libc6 (>= 2.28) [armhf, i386]
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- dep: liblzo2-2
- データ圧縮ライブラリ
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- dep: libncurses6 (>= 6)
- 端末処理用共有ライブラリ
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- dep: libsnappy1v5
- fast compression/decompression library
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- dep: libtinfo6 (>= 6)
- 端末を扱う低レベルの terminfo 共有ライブラリ
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- dep: zlib1g (>= 1:1.2.0)
- 圧縮ライブラリ - ランタイム
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- sug: kexec-tools
- tools to support fast kexec reboots
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- sug: makedumpfile
- VMcore extraction tool