パッケージ: ucf (3.0043+nmu1)
設定ファイルを更新: 設定ファイルへのユーザの変更を保持
Debian policy では、パッケージ更新中のユーザによる設定ファイルへの変更を 保持されなくてはならないと謳われています。そうするための一番簡単な方法は、 設定ファイルを 'conffile' にすることです。その場合、dpkg は更新中に 特別に conffile を操作し、必要に応じてユーザに知らせます。
これは、インストールのほとんどのケースで、最適な動きをするデフォルトの バージョンを配布できる場合のみ適切ですが、システム管理者が修正することを 選ばなければならないこともあります。この事実は、デフォルトバージョンは パッケージ配布物の一部であり、インストール中に (またはどんなときでも) メンテナスクリプトにより修正されてはならないことを意味しています。
このスクリプトは、conffiles としてラベル付けされず、Debian パッケージに同梱 されませんが、その代わりに postinst により処理されるファイルに対して conffile ライクな取扱いを行うように試みます。 このスクリプトにより、/etc にあるファイルを維持し、ユーザの変更が保持され、 dpkg が通常 'conffiles' のために供給するような更新中の機能をたいていは提供 できます。
さらに、このスクリプトは、conffile ライクな保護を供給されないファイルを 移行するための機能も供給し、インストール時の質問回数を最小限にしようとします。 実は、この移行機能は、conffile では無いファイルから conffile 状態に移行する 間に dpkg により供給される機能よりも優れているのです。
その他の ucf 関連パッケージ
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- dep: debconf (>= 0.5)
- Debian 設定管理システム
- または debconf-2.0
- 以下のパッケージによって提供される仮想パッケージです: cdebconf, cdebconf-udeb, debconf
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- dep: sensible-utils
- 機能的な代替選択用ユーティリィティ